25cmには足らず


私の祖父は政友会の京橋区議会議員だったそうです。田舎の生家には犬養毅のキゴウがありました。祖母は生前、民政党の連中は何でも反対すると嫌っていました。今、読み始めた本は、戦前の政党政治の盛衰を解説した興味深いもの。犬養は岡山の大庄屋郷士の息子で慶應を出て新聞記者から登りつめた人物だそうで、反藩閥、軍縮派ですが、統帥権干犯を追究したり保護貿易主義だったり一定していません。国民党を解散して政友会に移るくらいだから、駆け引きで行動する合理主義者なのでしょう。最期もたまたま総裁だったために首班指名されて、軍部に誤解されて殺されてしまいました。祖父も、そういった合理主義者だったのでしょう。私にもその血が流れているのですかね。  

Posted by benhope. at 2020年03月29日12:12

衝撃の


雨の前に燃やしてしまおうと、トゲで血達磨になりながら除去した蔦と野薔薇ですが、時間切れで燃え残りました。カミサンの財布の購入の約束があり午後イチにK府に出る関係で12:30に畑から召喚されました。
街に降りたついでに、役場の農業委員会で農地取得関係の質問。しかし、ここH市では不定形の農地を分筆して宅地と合筆、四角く整えようとしても1区画の最大面積制限があって駄目だそうです。例外は倍の農家宅地面積の適用ですが、倉庫を建てるとか書類提出の手間が大変だそうです。また、隣地農地の鍵状の飛地を取得し登記するにも、簡易登記はできず従来の3条申請と同じ書類審査があるそうです。つまり、今回整地した農地を正式に借りて書類登録して地目変更の申請をしないと駄目。これは、書類記入、実印押印を嫌う地主の動向からしてほとんど無理。土地分譲=豪華介護ホーム入所の夢は夢のままで終わりそうです。  

Posted by benhope. at 2020年03月28日12:30

蔦と薔薇の日々

もう数年は畑ができそうなので、暇潰しに必要のない整地をしています。借地の南の境の蔦と薔薇の茂みの除去です。仮に、借地を買い取って分譲するとなると、綺麗にしておかなければいけません。手はトゲだらけ、ノコギリは折れる、引っこ抜きでムチウチになるはで、すったもんだです。でも、楽しくやっています。分譲で1000単位で儲かれば、介護ホームのいいところに入れますね。  

Posted by benhope. at 2020年03月26日16:51

タイヤオイル


友人のアドバイス通り、タイヤオイルでくすんだ長靴の艶だしをしました。これはかみさんの長靴。仕舞いっぱなしで埃だらけでしたが、見事に再生しました。  

Posted by benhope. at 2020年03月21日10:36

日清戦争続き


りょう東半島の攻防戦で旅順虐殺がありました。逃げ場を失った清国兵が軍服を脱いで便衣になっていたために、民間人含めて怪しい人間は逮捕殺戮されたのです。これを南京虐殺に通じる日本兵のメンタリティと見るのはいささか短絡的です。
清国兵は基本的には将軍の私兵、国民軍ではありません。戦闘と言っても斥候の衝突程度、相手の将軍、戦力を見て、勝ち目がないとみれば逃げるか投降するのがパターン。だから、戦死者は極端に少なめです。しかも、相手国日本は華夷秩序を乱す儒教でいう不忠者。日本兵が少数なら徹底的に打ちのめし、死体は凌辱、首をはね、四肢を切断、内蔵を取りだし、陰部も切りとる、というものでした。最初の国外戦争で文明国としての国際法遵守を旨とした日本軍も、古典で学んだ尊敬すべき中国像は即座に蔑視に変わり復讐心に燃えます。(だから、中国でなくシナなのですね。)後の日中戦でもこれは繰返されました。要は、近代国際法以前の戦いなのです。南京事件の場合は、袁世凱が任命した各地の土豪=将軍と違い、日本の士官学校で近代的教育を受けた蒋介石だったからこそ、捏造を含めた宣伝戦で、単細胞のアングロサクソンを丸め込んだのでした。ある意味、副大統領時代に原爆製造を知らされなかった恥の裏返しで投下を指示したトルーマンや、自身が追いやられた後発の空軍の存在証明のために東京を焼いたルメイの上を行きますね。  

Posted by benhope. at 2020年03月20日14:37

日清戦争


交通事故死が日清戦争の戦死者を上回ったので交通戦争と呼んだ根拠となる戦死者数は一万数千人。しかし❗戦闘での死亡者は千数百だそうです。残り一万数千は病死。コレラと脚気とのこと。しかも、講和条約以降の台湾進駐の際の出来事です。かつて、西南戦争で熊本鎮台を守った谷干城が後顧の憂いとなると警告した賠償金、領土割譲が欲しいがために講和直前に攻略した膨湖島の戦いに連なるものでした。満州領有への歯止めが効かなかった原因は日露戦争と理解していましたが、実は日清戦争に伏線があったのです。中国分割に遅れて加わったのが日本なのではなく、最初に領土割譲を受けたのが日本で、賠償金の返済のための借款の担保としてその後の列強の租借が始まったのです。領土分割を要求したのは、反政府民権派勢力。またその淵源は狂信的テロリスト吉田松陰です。蝦夷を取れ、琉球を取れ。而して、朝鮮、満州、蒙古と煽った慮外者。それを忠実に実行した中間上がりの奇兵隊隊長、山県の長州閥。大政奉還のときに、偽勅にはまった慶喜は、ロシア革命のカデット(立憲派)と同じく葬り去られたのです。薩長軍事政権はレーニンのボリシェビキと同根。後のスターリンが全体主義の侵略政策を採ったことに通底しますね。  

Posted by benhope. at 2020年03月19日16:48

ちと遅い


昨日は絶好の作業日和。かつらや梅の剪定をしました。伸び放題の梅の大枝を高所でカットするのは危険でしたが、無事完了。花の数が減ったので大きな実がなってくれると期待しています。  

Posted by benhope. at 2020年03月14日09:10

雨樋


成る程、雨樋は重要なのですね。10年で倉庫の扉が腐ってしまいました。軒から雨が落ちて跳ね返って泥だらけ。床下には泥が流れ込んで床板も腐っています。そこで、畔の崩れ留めを転用。雨落ち部分に砂利を敷くか、軒に雨樋を設置すれつもりです。扉は腐った部分を上手く交換したいと考えています。また、一仕事ですね。  

Posted by benhope. at 2020年03月10日10:47

完成


昨日の段階まで来たらあとはスイスイでした。ビスで留めていくだけ。しかし、朽ちたところにはビスは空回り。次の大修理まではなんとか持たせます。床板はビス留め部分から腐って行くので、交換した6フィートの板の健全な部分3フィートを切り出して、次回の修理に使います。まずはひと安心です。  

Posted by benhope. at 2020年03月07日16:01

ボロボロでした


今日は暖かくて絶好の作業日和。早速解体開始です。崩壊寸前の柱は力を入れて引き抜こうとしたら砕け散ってしまいました。三方向からホゾを咬ませている柱は真ん中のホゾしか今からでは入りません?しかし、その真ん中の梁の出っ張り部分も腐ってボロボロ。仕方なく三方向すべての梁を下から木を当てて支えることにしました。そうと決まったら適宜な寸法にカット。この数年で老眼が進んでいて苦労しました。昼御飯を済ませてから、買い忘れた刷毛を買って来て、防腐塗料の塗装です。0.7L の半分で済んだかな。これで今日の作業は終了。明日、塗料が乾いたら組み立てビス留めで完成です。  

Posted by benhope. at 2020年03月06日16:21