英国時代のポンド預金が動かなくなってしまいました。新しいデビットカードが来ないのです。文句を言ったら、アンタが本当にアンタである証明をつけてレターを寄こせって。そもそも郵便番号がいつの頃からか数字の順番がおかしくなって、それを直すレターを送っても同じ返事。カミサン名義のカードは来たのですが、日本で読み込まない。コンタクトレスって書いてあったから特殊なリーダーじゃないと読まないのかな。万事休すで、仕方なく公証人役場で11,500円払って証明をもらって全額日本送金指示を出しました。
ところが今日、電話を寄こせというレターが到着。仕方なくworking hoursと書いてある英国サマータイムの朝8時を待ってこちら4時に掛けたらずっとホールド。フュージョンで1分30円だからいいけれど、1分を2回、3分を1回かけたけれどつながらず。まあ、普通は9:30に出てきてお茶を飲んでからだからこちら5時半かなと思って掛けたらつながった。でも激しい北イングランド訛りのお兄さんで分からない。どうやらcontinueと言うからcontinueと言ったら、担当者が出るまでこのまま待つか?ということだったらしい。3分してやっとレターの主のパトリシアが出てsecurity questionだというので構えていたら、これまた何を言っているのか分からない。どうやら誰の口座に送るのかってことらしい。レターには自分の日本の口座に送れって書いたので、まさか誰に送るか尋ねられるとは思わないのでguessingできませんでした。カードはあるかって聞くから、それが動かないからこうなったんだって言ったらやりとりが紛糾。要らぬことしゃべらないほうがいいね。あとはお決まりのmaiden nameやbirth date。最後は、いくら送るかって言うから、レターに書いてある通り全額だと通告。でもhandling charge引かれてoverdraftになったら大変なので確認。25ポンド引かれていくらになると言ってきて、bank statementとピッタリ符合。安心しました。でも、この2週間で買い物していないかとか、overdraftになっていないかも聞かれて、statement見ればわかるでしょ!って感じ。送金先も心配だから合っているか確認。当たり前だよね。レターに書いてあるのだから。振込は3-7 working days ですって。まだ、さらに時間がかかるのね。この間の会話、12分。もったいぶって合理的なようで機能的でない、30年前の日本の銀行みたいですね。
でも、実際に送金されるまではまだまだ安心できません。滞在中にharrodsでズボンプレッサー買ったら電気掃除機が届いたくらいだから…。プリンスオブウエールズもレパルスも簡単に台湾航空部隊に撃沈されるわけです。大して負けていないのに突然降伏したシンガポールもさもありなん。まだまだ英国病は健在です。