本
昔、タバコを吸っていた頃は、主にチェリーだったけれど、次はセブンスター、ハイライト、ショートホープといった具合に次々銘柄を変えていました。お酒の飲み方も同じで、一晩に清酒、ワイン、紹興酒、焼酎、ビールと次々飲んでいきます。浮気性なのでしょうか。本も同じ。同時進行で3冊くらい読んでいきます。そのほうが刺激があってよく読め、頭に残ります。
今、凝っているのは国際法。領土紛争から武力行使など興味のあるところを拾いながら読んでいます。元外務省の佐藤某によると、日米開戦直前のハルノートは実質的な最後通牒で、真珠湾攻撃は奇襲ではないということだそうです。確かに、以下のことを実行しなければあらゆる手段をとる、としています。これって、Yザに、金出さなかったらどうなるか解らないぞ、って言われているのと同じですよね。他に、当時の概念では主権線と自衛線があって、自衛線への実力行使は侵略には当らないという考え方があったそうです。これが、A部さんの言う、侵略の定義は定まっていない、ということの論拠ですね。安保議論の時に、韓国で邦人の身に危険が及んだら自衛隊が助けに行くかってことが問題になったけれど、それが出来たら外国出兵は自由にできるのと同義です。外国の領土にはいったら、そこの国の警察権に身を委ねるのが基本ではないでしょうかね。どこかの国みたいに、裏庭の国のNエガが気にいらなくてヘリで乗りこんでいって逮捕してきてしまうケースもあるくらいですから。シベリア出兵も、上海事変も、当時の国際法的には順法です。でも、28年の不戦条約から戦後の国連憲章で、名目上は戦争は違法化されているって、人類も捨てたものではないです。ゆっくりではあるけれど進歩しています。期待しましょう。


Posted by benhope. at 2016年01月16日15:13

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